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2017-09-19

パキスタン女一人旅紀行'17夏【目次】

1.    搭乗待ちのゲートにて / 成田空港

2. ただいま、パキスタン / イスラマバード

3.    カラチファミリーと過ごした日 / カラチ

4.    カラチに来た理由

5.    アジュラックを訪ねて / ハイデラバード

6.    カラチで想うこと

7.    ラーワルピンディで待ち合わせ

8.    アフガンにほど近い町へ / ペシャワール

9.    ペシャワールで過ごす独立記念日

10.  パキスタンの走る芸術、デコトラ / ペシャワール

11.  真夜中のドライブ / ペシャワール→チトラール

12.  世界一可愛い?民族の谷カラーシャ

13.  カラーシャの素朴な谷、ルンブール

14.  チトラールで束の間の休息

15.  再びルンブール谷へ / カラーシャ

16.  カラーシャの夏祭りウチャオ

17.  チトラールからマスツージへ

18.  シャンドゥール峠を越えて / マスツージ→ギルギット

19.  懐かしきフンザへ / カリマバード

20.  フンザの二つのお城 / カリマバード

21.  何回だって来たいフンザ / カリマバード

22.  パスー村訪問、そして国境の町へ

23.  グッバイ、パキスタン!そして中国へ / ススト→カシュガル


番外編.
パキスタンの宿まとめ

2017-09-18

パキスタンの宿まとめ。

このブログでは、私が旅中に見てきたものや考えたことを
エッセイのようなかたちで発信してきたので
情報系ブログでは全くなかったのですが…

旅行者の少ない国、場所を旅するのが割と好きだったりする私。
情報が少ない場所を巡ることも多いことだし
せっかくなのでこれからは旅情報も載せて行きたいと思っています♪


ということでまずは、私の泊まったパキスタンの全宿を紹介します!


情報は、2017年8月時点のものになります。






※パキスタンの都市部(ラホールを除く)では、ホテルは外国人を受け入れるには政府の許可が必要らしく

基本的に安宿にはその許可がないので、外国人は泊まれないと考えた方がいい。
その為、私はラーワルピンディーやカラチなどでは高いホテルにしか泊まっていないので
バックパッカー向けの情報は少ないかもしれません…。

※パキスタンで泊まった宿では、ホットシャワーが出るところはほとんどありませんでした。

暑いので問題ないですが、冬だったら厳しいかもしれません。


【カラチ】


Hotel Crown Inn オススメ度★★☆☆☆




2017.08.08~08.09  2泊

■料金:シングル3000ルピー(≒3140円) / 泊
■ネット:wifiあり。部屋の中だとよく切れる。
■ホットシャワー:朝しか出ないと言われたが、夜でも出た。
■朝食込み
■冷房:あり。効きは悪い。
※予約なしで飛び込み。Booking.comで予約可。
《コメント》
シーツは多分毎回は変えていない。
部屋のクオリティにしては、値段の高い宿。


Elegant Palace Guest House オススメ度★★★☆☆




2017.08.11 1泊
■料金:シングル2500ルピー(≒2620円) / 泊
■ネット:wifiあり。
■ホットシャワー:なし
■朝食:なし
■冷房:あり。快適。
※予約なしで飛び込み。
《コメント》
目星をつけていた宿が見つからず、たまたま場所を訪ねたのがこのゲストハウスの人だった。
泊まりたかった宿が2500ルピーのところだったので
本当は3500だけど2500に負けてくれた。
空港近くなので、フライトが控えている場合は便利。


【ハイデラバード】
Real Cottage Guest House オススメ度★★★☆☆

2017.08.10 1泊
■料金:シングル4000ルピー(≒4190円) / 泊
■場所:Dawood Mallの道挟んだ反対側の路地を進むと、ゲストハウスが何件かあるうちの一つ。
■ネット:wifiあり。
■ホットシャワー:なし
■朝食込み
■冷房:あり。
※予約なしで飛び込み
《コメント》
値段は高いけどそれなりに綺麗で居心地の良い宿。


【ラーワルピンディー】
Grace Crown Inn オススメ度★★★★☆


2017.08.12 1泊
■料金:ツイン4000ルピーをシェア(≒4190円) / 泊
    一人2000ルピー。
■wifiあり。サクサク。
■ホットシャワーあり
■朝食込み
■冷房あり
※予約なしで飛び込み
《コメント》
どこもフルだと断られてしまったので、仕方なく。
でも4000ルピー払う価値のある快適ホテル。


【ペシャワール】
Rose Hotel オススメ度★★★☆☆


2017.08.13  一泊
■料金:ツイン1200ルピー(≒1260円)をシェア(一人600ルピー)
■wifiあるけど弱い
■水シャワー
■朝食なし
■エアコンなし。ファンのみ。
※予約なし。飛び込み。
《コメント》
ここも、政府の許可がないので基本的に外国人は泊まれないとのことだが
とても親切なスタッフがいて、1日だけ宿泊を認めてくれた。
(外出の際はスタッフを連れて行くことが条件)
部屋はエアコンなしで暑いけれど、冷房の効いたレセプションに居座れる。


Mazeban Hotel オススメ度★★☆☆☆

2017.08.14 一泊
■料金:シングル600ルピー(≒630円)
■場所:Shoba Chowkから5分くらい。Rose Hotelからも近い。
■wifiなし
■シャワーなし。水汲み式。
■朝食なし
■エアコンなし。ファンのみ。
※予約なし。飛び込み。
《コメント》
外国人を受け入れてくれる珍しい安宿。
スタッフはあまり英語を話せないけど、とても親切。
部屋は綺麗とは言えないが、1泊くらいなら。
周りにはご飯屋さんやお店がたくさんあって不便しない場所。
向かいにある野菜カレー屋さんが美味しくてオススメ。


【チトラール】
Al Falloq Hotel オススメ度★★★★☆




2017.08.16,19,20,23 4泊
■料金:シングル600ルピー
■場所:小さな街なので、人に聞けば分かるはず。
    地球の歩き方'08、maps.meにも載っている。
■ネット:wifiあり/パキスタンではかなり早い方だった。
■水シャワー
■朝食なし。夕食は宿のスタッフに混ぜてもらえる。
■エアコンなし。ファンのみ。
※予約なしで飛び込み。
《コメント》
宿のスタッフは皆フレンドリー。
でもカラーシャなどに行く時は乗り合いバスでの行き方は教えてくれず
高いジープツアーを勧めてくる。安く行きたければ、はっきり断った方がいい。
停電してもすぐ発電機を使ってくれるので不便しなかった。
居心地の良いバルコニーもあって、ついつい長居したくなる宿。


【カラーシャ谷ブンブレット】
BUTT Karash Home Guesthouse オススメ度★★★★☆



2017.08.17 一泊
■料金:シングル1500ルピー
■場所:小さな村なので人に聞けば分かる
■3食付き
■ネット:なし
■電気はあまり期待しないほうがいい
■水シャワー
※予約なしで飛び込み。
《コメント》
家族がやっているので、ホームステイ感覚で泊まれる宿。
ブンブレットは村自体電気があまり安定していないが
たまには現地の家族と一緒に電気のない生活をしてみるのも悪くない。
食事も美味しくて、フレンドリーな家族なのでオススメ。
居心地の良いバルコニーもある。


【カラーシャ谷ルンブール】

2017-09-16

グッバイ、パキスタン! そして中国へ。

今日は、パキスタンを離れる日。
前回と同じように、今回も1ヶ月近い滞在だった。


3月に訪問したときは、そのほとんどをフンザでのんびり過ごしたのだけど
今回はカラチから始まり、ハイデラバード、ラーワルピンディー、ペシャワール、
チトラールにカラーシャ谷、マスツージにギルギット、
そしてフンザ、パスー、スストまで。

南から北までたっぷりとパキスタンを堪能。
パキスタンの各地を巡る大冒険であった。


2017-09-13

パスー村訪問、そして国境の街へ【パキスタン】

今日はカリマバードを離れ、上部フンザへ向かう。


オールドフンザインに泊まっていた他の外国人ツーリスト3人も
今からパスー村へ向かうとのことで
宿スタッフのアリーが、車で私たち4人をアーリアバードまで送ってくれた。


パスー行きのミニバス(150ルピー/人)に乗って、いざ出発。
アーリアバードを出発したバスは2時間ほどでパスー村に到着。
パスーインの前で下車。



2017-09-12

何回だって来たいフンザ【パキスタン】

パキスタンを旅したこれまでの3週間
心が震える景色をあまりにもたくさん目にしてしまい
“フンザへ行っても、前回のような感動はないんじゃないか”
なんて思っていたりもしたけど


そんな心配は全くの無用だった。


夏のフンザはより一層、美しかった。




春先の、山にかかった雪の白と杏の花のピンクも好きだけど
夏のフンザの青い空と、ポプラなどの木々の緑はもっと好きかも。


“日本人は春の花見シーズンが好きみたいだけど、
夏のフンザはもっといいよ”


現地の人の言葉を信じて、もう一度来ることができてよかったな。




フンザでは、どこかトレッキングに行ったり
遠出をしたりするわけでもなく、
ただただのんびり、ゆったり過ごした。


溜めていた洗濯物を一気に洗ったり
美味しい料理を食べたり
(パキスタン料理はちょっとお休みで)
懐かしい人たちと一緒にチャイを飲んでお話したり
バザールや宿の周りを散歩して回ったり。

CAFE DE HUNZAの胡桃ケーキはやっぱり絶品!




前回は1ヶ月滞在したフンザ。
でも今回は、3日間だけ。


「もう行っちゃうの?もっと長居したらいいのに」
そう言ってくれる、フンザのお友達。

でもこれ以上居たら、居心地が良すぎて
またロングステイしたくなっちゃいそうだから。
今回はまだまだ、行くところがたくさんある。
それにフンザには、またきっと来るだろうから。




しっかりエネルギー充電できたので、明日の朝には出発しようと思う。



Y.

2017.8.29
Karimabad Hunza PAKISTAN




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2017-09-09

フンザのふたつのお城【パキスタン】

アルチット村とバルチット村は、私のお気に入りの場所。
どちらもカリマバードの宿から歩いて30分くらいで行ける。


それぞれ一番高い場所に、シンボルのようにお城がそびえていて
そのまわりに家々が集まり、小さな村が形づくられている。

これは、アルチット村。

懐かしきフンザへ【パキスタン】

ギルギットからカリマバードへと続くカラコルムハイウエイは
今までのハードロードが嘘だったかのような、快適な道だった。


ところがミニバスがガニシュ村に差し掛かったところで、なぜかバスがストップ。
乗っていたパキ人はみんなバスから降りて荷物を持って歩いてゆく。
どうやら、ガニシュからカリマバードへと続く道が通行止めになっているらしい。
後から聞いた話だけど、なんでもパキスタンの大統領がフンザを訪問していたことで
あちこちで交通規制がしかれていたとのこと。


2017-09-05

シャンドゥール峠を越えて【パキスタン】

今日は、ギルギットへと続くシャンドゥール峠を超える。


マスツージからギルギットまでは約13時間の旅。
朝の4時に起床、まだ薄暗い中ナディアとポリスとバス停へ。


5時にマスツージを出発したバスは、
ガタンガタンと音を立てながら、舗装されていない砂利道を進む。
時速20kmにも満たなそうなスロースピードで、それはもうゆっくりと。
地図で見るとマスツージギルギットはそれほど離れていないように見えたのだけど
これなら13時間かかるというのも納得。


2017-09-04

チトラールからマスツージへ【パキスタン】

今日は、居心地の良かったチトラールを離れ、
マスツージへと向かう。


北西辺境州のチトラールとノーザンエリアのギルギットを結ぶ
シャンドゥール峠越えの旅の始まり。


2017-09-03

カラーシャの夏祭りウチャオ【パキスタン】

この日は朝から、
ここルンブール谷に嫁ぎ、
30年住んでいるという日本人女性・わだ晶子さんに会うことができた。

晶子さんと一緒に、犬の散歩へ。
一緒に上流の方まで歩いて行った。



2017-09-02

再びルンブールへ【パキスタン・カラーシャ谷】

ルンブール谷、アゲイン。


実は、この間のルンブール滞在でちょこっとだけ
現地に30年住んでいるという日本人女性に会えたのだが
その時はほとんど話す時間もなく帰らなければならなかった。

そして、同じくその滞在の時に、
4日後の8/22の昼間にルンブールで
カラーシャの夏祭り・ウチャオが開かれるという情報を入手した。


日本人女性にもう一度会うため、
そして夏祭りウチャオに参加するため、
再びルンブール谷へ行くことに決めた。


2017-08-29

カラーシャの素朴な谷、ルンブール【パキスタン】

今日も、天気は快晴。
チトラール地方は晴天率が高いのが、旅行者にとっては有難い。


今日は、ブンブレット谷を後にして、ルンブール谷へ向かう。
一緒にジープをシェアしていたタカさんは
ブンブレットに滞在してゆっくり子どもたちの写真を撮りたいとのことだったので
私とガイド兼ドライバーのイムランと、二人でルンブールの谷へ。


村を出るとき、谷の長老らしき人と子どもたちが集まっているところを通りかかった。
その長老は私に、カラーシャ語でお祈りのような言葉をあげてくれた。
何て言っていたのかはわからないけど
キラキラ輝く太陽の下で、美しい緑と人々に囲まれて
その場にいたみんなが笑顔で送り出してくれて
なんだかすごく嬉しくて、またしても感極まって泣いてしまった。


本当にここは、なぜだか懐かしい感じがする場所。


2017-08-27

世界一可愛い?民族の谷カラーシャ【パキスタン】

チトラールへ来た目的は、カラーシャ谷を訪れること。
チトラールは、カラーシャ谷訪問の拠点となる街なのだ。


カラーシャ谷は、チトラール南西部に位置する
ルンブール谷、ブンブレット谷、ビリール谷の3つの谷からなっていて
半農半牧を営む「カラーシャ」という少数民族が住んでいる谷。

イスラム教一色に塗りつぶされているこの地域にありながら
カラーシャは独自の多神教を信仰しているために
「異教徒(カーフィル)」と呼ばれているらしい。
独自の言語である「カラーシャ語」を話す。
チトラール同様、英語はあまり伝わらない。


谷のあちこちに神々の祭壇や聖域があり、
四季折々にさまざまな祭りや儀礼を行う民族。


2017-08-26

真夜中のドライブ【パキスタン】

ローカルバスの車内で流れていた、チトラール音楽。


夜の8時。
ローカルバスに乗り、ペシャワールを出発。

チトラールまでは、途中悪路の続くロワライ峠(3720m)を超えて
約12〜13時間のハードな移動となる。


2017-08-21

パキスタンの走る芸術、デコトラ【パキスタン・ペシャワール】

今日の夜には、ペシャワールからチトラールヘと向かいたい。


お昼前にmazeban hotelをチェックアウト。
荷物だけそのまま置かせてもらうことにした。


チトラールへ行く前に
私はペシャワールで行っておきたい場所があった。


なんでもここペシャワールでは
私も大好きなパキスタン名物
デコトラ(デコレーショントラック)の製造工場があるらしいのだ。


2017-08-20

ペシャワールで過ごす独立記念日【パキスタン】

今日、8月14日は独立記念日。
パキスタンがインドから分離独立を果たした日。

数日前から、「もうすぐ独立記念日だよ」
と嬉しそうに話すパキスタン人にたくさん会ってきた。
そして、バザールのあちこちで
フラッグやお祭り道具が売られているのを見た。


時計が0時を回るころ、深夜の街はお祭り騒ぎ。
こういう時はおとなしていた方が安全だろうと考え
私たちはホテルでゆっくり過ごすことにした。


アフガンにほど近い街へ【パキスタン・ペシャワール】



ラーワルピンディからペシャワールへの移動は
パキ人が「パキスタンNo.1のバスだ!」
と口を揃えていう韓国系バス会社のDAEWOO EXPRESSで2時間。
軽食付きの快適なバスで向かった。


2017-08-17

ラーワルピンディで待ち合わせ【パキスタン】




朝のフライトで、カラチからイスラマバードへと飛んだ。


今日は、ラーワルピンディーで
日本人旅行者と待ち合わせの日。


2017-08-16

カラチで思うこと【パキスタン】

宿のチェックアウトを済ませ
前日に予約していたDAEWOO EXPRESSのバスターミナルへ。
警護ポリスのアミールが、最後まで送り届けてくれた。


出来ることなら延泊したかった、ハイダラバード。
だけど、翌日カラチからのフライトを控えていたことや、
イスラマバードでの約束もあったため
残念だけれどカラチへと戻ることにした。