ルンブール谷、アゲイン。
実は、この間のルンブール滞在でちょこっとだけ
現地に30年住んでいるという日本人女性に会えたのだが
その時はほとんど話す時間もなく帰らなければならなかった。
そして、同じくその滞在の時に、
4日後の8/22の昼間にルンブールで
カラーシャの夏祭り・ウチャオが開かれるという情報を入手した。
日本人女性にもう一度会うため、
そして夏祭りウチャオに参加するため、
:
アルファルークホテルのマネージャーはどうやら
ツーリストをジープツアーでカラーシャに行かせたいらしく
1度目の時「ローカルバスで行きたいんだけど・・」と聞いても
「ローカルバスでは行けない」と言われてしまい、結局ジープをシェアして行くことになった。
しかし、カラーシャに行ってから
安いローカルのパッセンジャーカーでも行けるということがわかり
今回はそちらの行き方でトライ!
今回はスペシャルジープではないので
チトラールからマイ・セキュリティポリスを引き連れて。
ルンブールへの移動は、お祭りの前日。
午後1時くらいに出ているとのことだったので
それくらいの時間にチトラールの街の南側にあるバスステーションへ行き
「ルンブール、ルンブール」と言っていると
このジープで行くよ、でもすぐには出発しないからここに座って待ってて、
と言われ、バス停で働いてるお兄さんがジュースをおごってくれた。
出発を待っている間
昨日、カラーシャ行きのバス停を一人で探していた時に
親切に教えてくれたルンブール出身のポリスにまた会った。
お祭りに合わせて自分も帰ると言っていたのだが、
私がちゃんと車に乗れたか心配になり見に来てくれたようだった。
彼自身はバイクで帰るのでバス停に来る必要はなかったのに
私が車に乗り込むまで面倒を見てくれて
しかも、私とポリス2人分のバス代まで払ってくれた。
パキスタンを旅していると、
こんなことがしょっちゅうあるものだから驚く。
バスは結局2時過ぎに出発した。
ローカルパッセンジャーカーは
アユーンでしばらく休憩時間があったので
ルンブールへの到着は6時過ぎとなった。
今回は、村の中心の方。サイフラゲストハウスへ。
サイフラゲストハウスから。 |
チトラールからポリスを引き連れてゆく場合
宿泊代と食事代を必ず支払わなければならないものと思っていたのだけど
どうやら、そのへんはツーリストに寄るところが大きいようす。
ポリスは、私が値段交渉をしていると
「自分は外にベッドを出してもらって寝るから、部屋はいらない」
と言ってくれたのだが、2日泊まるのにそれもなんだか可哀想なので
結局はポリスの分の宿泊費も払うことに。
食事も、なんだか様子を伺っている感じだったので
「一緒に食べよう」と手招きすると、遠慮がちに食べにきた。
でも、これは後々聞いた話なのだが、
ポリスは政府からかなり給料をもらっているし
外国人の警護で出張する時はそれなりの手当てもつくので
宿泊や食事のことは基本自分でやるので本当はあまり気にしなくてもいいのだそう。
ただ、他の外国人も、交通費だけは支払っていたかな。
今回のお付きのこのポリス、
英語はあまり話せないけど真面目で控え目な感じでまた当たり。
40歳くらいかと思っていたら
「トゥウェンティセブン」と言う。
え、27歳って、同い年・・・?
何かの間違いだろうと思い、ウルドゥー語で
「サッターイース?(27歳)」と聞いたら「イエスイエス」と。笑
パキスタン人は、私たち日本人からしたら老けて見えるので
自分より明らかに年上だろうと思っていた人が年下だったり
同い年くらいかな~と思う人がまだ10代なんてことがざらにあり
その度に私はショックを受けていました。笑
なにはともあれ、今度も無事に谷につくことができた。
明日のお祭りに備えゆっくり寝ることにしよう。
Y.
2017.8.21
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