ドローシュからアユーンという村を経由し、
カラーシャのビリール谷を訪れた。
(カラーシャには3つの谷があるが、
そのうち2つは以前に訪問している。)
▼ブンブレット谷の訪問記事
世界一可愛い?民族の谷カラーシャ
JOSHI〜カラーシャ谷、春のお祭りにて〜
▼ルンブール谷の訪問記事
カラーシャの素朴な谷、ルンブール
カラーシャの夏祭りウチャオ
ビリール谷は、他の2つの谷と比べて町からのアクセスがしやすい。
そのため、地理的要因などによるイスラム教への改宗者も多く、
3つの谷の中では一番、カラーシャ族の人口が少ない。
(カラーシャ族は別名、「カーフィル(異教徒)」と呼ばれる。
カラーシャ族は、独自の多神教と文化を持った人々のこと。
改宗した者は「カラーシャ」ではなく「ムスリム」になる。
この地域では、ムスリムとカラーシャの関係は良好。)
イスラム教徒が多く、カラーシャ族の人口が少ないビリールは、
観光客も一番少なくてどちらかというとマイナーな場所。
でも、だからこそオススメ!という旅人も。
「ビリールは、ほのぼのとしている村。
のんびりとカラーシャの人との交流を楽しむにはいい。
ただし、ベッドバグにやられることは覚悟して」
先にビリール谷を訪れた欧米人パッカーのそんな話を耳にし、
興味が湧いた私はビリール村を訪れることにした。
*
ここからは、ビリール谷で出会った人々を、写真とともに紹介。
■料金:一人Rs.100
■出発:町の中心部にあるバスターミナルから
■到着:アユーンの中心部
■所用:約1時間
■料金:Rs.1000
■出発:アユーンの中心部
■所用:約40分
早朝だと、乗り合いタクシーも出ているらしい。
私は13時頃に行ったので、あいのりする人が見つからず。
【ビリール谷の宿】
カラーシャのビリール谷を訪れた。
(カラーシャには3つの谷があるが、
そのうち2つは以前に訪問している。)
▼ブンブレット谷の訪問記事
世界一可愛い?民族の谷カラーシャ
JOSHI〜カラーシャ谷、春のお祭りにて〜
▼ルンブール谷の訪問記事
カラーシャの素朴な谷、ルンブール
カラーシャの夏祭りウチャオ
ビリール谷は、他の2つの谷と比べて町からのアクセスがしやすい。
そのため、地理的要因などによるイスラム教への改宗者も多く、
3つの谷の中では一番、カラーシャ族の人口が少ない。
(カラーシャ族は別名、「カーフィル(異教徒)」と呼ばれる。
カラーシャ族は、独自の多神教と文化を持った人々のこと。
改宗した者は「カラーシャ」ではなく「ムスリム」になる。
この地域では、ムスリムとカラーシャの関係は良好。)
イスラム教徒が多く、カラーシャ族の人口が少ないビリールは、
観光客も一番少なくてどちらかというとマイナーな場所。
でも、だからこそオススメ!という旅人も。
「ビリールは、ほのぼのとしている村。
のんびりとカラーシャの人との交流を楽しむにはいい。
ただし、ベッドバグにやられることは覚悟して」
先にビリール谷を訪れた欧米人パッカーのそんな話を耳にし、
興味が湧いた私はビリール村を訪れることにした。
*
ここからは、ビリール谷で出会った人々を、写真とともに紹介。
カラーシャの少女
ビーズや貝があしらわれたシュシュット(被り物)
とビーズのネックレスを身につけている。
髪型は、前髪と左右の3ヶ所三つ編み。
カラーシャ女性の典型的な日常スタイル。
カラーシャの老女
私の存在に気づくと、
イシュパータ!バーバ!(カラーシャ語で“こんにちは、お姉さん。”)
と笑顔で近づいて来て握手とハグをしてくれた。
笑顔が素敵な女性。しかし、カメラを向けると真顔に。
顔に深く刻み込まれたシワが、とても美しいと思った。
シャハナンデーの青年
ビリール谷、川の上流へ。
シャハナンデーという村を目指して歩いていると、
大量の収穫物を背負って歩いてくる逞しい青年に出会った。
彼は、シャハナンデーに住むムスリム。
シャハナンデーの家
シャハナンデーという村まで来たようだけど、
ここはずいぶんと山奥にあり、数件まばらに民家が立っているのみ。
誰かいないかな、と村を歩き回っていると、
家の庭で遊んでいる、少女たちと目が合う。
この村までくる外国人は珍しいようで、
慣れない彼女たちは初めは「キャッキャ」と声をあげながら
家のドアのところから私を興味津々に見ていたけれど
しばらくすると一人の少女が庭先にいる私のところまで来てくれた。
握手をして、「私の名前はユキ。日本から来たの」とウルドゥー語で言うと
「ぜひ家に寄って行って」と、可愛らしいお部屋へと招き入れてくれた。
このお部屋は、新婚夫婦のお部屋らしい。
刺繍布があちこちに飾られていたり、センスの良い部屋の装飾。
私を迎え入れてくれた高校生くらいだと思われる女の子たちは、
家族や親戚同士で、一つの家で一緒に暮らしているようだった。
みんな、ものすごい美少女。
大人になったらどんな美しい女性になるのだろう、と一人で妄想を膨らませた。
彼女たちはムスリムだったので、写真は撮らなかった。
お土産に、マルベリーとクルミをいっぱい持たせてくれた。
シャハナンデーの少年
私を招き入れてくれた子たち中で、ただひとりの男の子。
カラーシャ谷に暮らす小学生(男の子)の制服である、
“PAKISTAN”と印字された緑色の帽子を被っている。
やんちゃボーイで、口の周りはどろだらけ。
吸い込まれそうなほどに美しい瞳を持った子。
この子も将来ハンサムな男性になりそうだ。
シャハナンデーのヤギ
パキスタンの山間地域では、ヤギを飼っている家が多い。
パキスタンを訪れるようになってから、
ヤギの可愛さに魅了されるようになった。
イルファンゲストハウス
ビリール谷唯一の、ゲストハウス。
(ビリールには他にもホテルはあるようだったけれど、
営業しているかどうかは不明)
カラーシャで警察官をしているアリーが面倒を見てくれた。
(ゲストハウスのオーナー・イルファンの息子)
が、ここで案の定、ベッドバクにやられる。
そしてその後3週間ほど、夜も眠れないほどの、
全身の激しい掻痒感に苦しめられることとなった。
2018年10月 訪
ゲストハウスでいただいた夕食
***
【ビリール谷への行き方】
①ドローシュからアユーンへ(チトラールからも可)
■手段:乗り合いタクシー■料金:一人Rs.100
■出発:町の中心部にあるバスターミナルから
■到着:アユーンの中心部
■所用:約1時間
②アユーンからビリール谷へ
■手段:貸切タクシー■料金:Rs.1000
■出発:アユーンの中心部
■所用:約40分
早朝だと、乗り合いタクシーも出ているらしい。
私は13時頃に行ったので、あいのりする人が見つからず。
【ビリール谷の宿】
Irfan Guest House イルファンゲストハウス
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