先週、パキスタンの旅先で一緒に過ごした日本人女性と、
約半年ぶりの再会を、果たした。
東中野にあるアフガニスタン料理屋、
キャラバンサライ包(パオ)にて。
共に喰い、慈しむ食卓が街を耕す。羊の包。
そう書かれた大きな垂れ幕が下がる、
怪しいビルの一階。
開店とともに店に入ると、
赤い絨毯がひかれたエスニックな雰囲気のお部屋。
少し時間が経つと、週末だったせいか、
予約客がどんどんやって来て、賑わう店内。
アフガニスタン料理をはじめとして、
パキスタンのペシャワールや、
中央アジアの美味しいものが一度に味わえる、
なんとも魅力に溢れたお店。
私たち二人とも、
パキスタンだけでなく中央アジアなど
周辺地域も訪れていたこともあり、
懐かしい味わいや異国情緒溢れる雰囲気に癒されつつ
旅の話は尽きない。
料理の方も、現地の味を思い出すような見事な再現っぷりだけど
日本風にしっかりアレンジもしてあって、絶品。
何を食べても美味しくて、懐かしくって、
もう、感無量。
ペシャワールでよく目にしたホーローポットに
カルダモン薫るカワチャイ(緑茶)
そう、これこれ。美味しかったよね。
チトラールの宿で暇してた時、
ファルークがよくご馳走してくれたな。
毎日のようにチャイ屋にも通ったっけ。
ナンの形はペシャワールスタイル。
ここのチキンカラヒィはマイルドで日本人好みだと思う。
器まで徹底して現地のものが使われていたり。
二人とも羊肉嫌いだったけれど、
「この店に来て羊を食べないわけにはいかないよね」
とチャレンジしたアフガンマントゥも、案外いけた。
羊肉嫌いも克服できてしまいそうな、気がしたよ。
*
勉強しなければならないことが山積みで、
慣れない環境に加えて、
身近に旅の話ができる人がいないこと、
1週間以上の休みは取れない=パキスタンに行くのは難しい
という現実もありで、
少し気持ちが沈みがちだったこの頃。
自分で決めたことだし、
将来の可能性を広げることになるとは言え、、
パキスタンロスが半端ないのです。
次行けるの、いつになるのかなぁ・・・
でも、彼女に会えて話ができたこと、
美味しい料理をたくさん食べれたことで、
明日へのパワーが出てきました。
日本にいても、
旅気分を味わうことは、できるね。
さーて、
また明日から、がんばりますか。
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