2020-02-29

アハランワサハラン!【パレスチナ・ナブルス】





ヘブロンからラマッラーを経由して、
やって来た北部の街ナブルス。


ナブルスは、今まで歩いてきた他の街とは違い
イスラエルの気配をあまり感じない場所。
釈然としない想いとともに数日間過ごしたのでここで少し休憩。
パレスチナの皆さまに囲まれてほっと一息つく。


とても居心地の良い街だと聞いていたので、
ゆったり滞在できたらいいなと思う。




オリーブ石鹸と、激甘スイーツのクナーファが有名なナブルス。
北部地域一の商工農業の中心地として、
新市街・旧市街もお店や人がたくさんで賑わっている。
旧市街の真ん中あたりには、背の高い時計塔があり
周囲には入り組んだ路地がたくさんあって
いろいろな店が連なり活気のある商店街が形成されている。





バザール歩きが大好きなので、寄り道しつつ一日中歩き回った。



広めの食料品売り場があったり



屋台でフレッシュな野菜が量り売りされていたり



お惣菜も売ってるお店を見つけて、
ピクルスを大量買いしようと店員さんに袋詰めしてもらって代金を支払おうとすると、
「持っていきな」とお金を受け取ってもらえなかったり。



さらにバナナまでいただいた。



カラフルでなんだか可愛い、ごちゃごちゃ感がgoodなお店。



スパイス屋さん。なんだかパキスタンぽい!



パン屋さん。



こちらはお肉屋さん。


なんでも揃うスーパーマーケットとかはないから
みんな商店街あちこち回ってお目当てのものをゲットする。
昔は日本だってこうだったんだよなぁ。
お得意さんとかもあるんだろうな、楽しいな。



食料品以外にも、いろいろ。こちらは花屋さん。



ヒジャブ屋さん。
パキスタンは柄物が多いけれどアラブは単色が人気なのかなぁ。
いろんな生地・色選び放題で幸せ・・・



黒地に赤い刺繍のパレスチナドレス。可愛すぎる。




土産物屋さん?楽器もシーシャもなんでもあり。



そして、ナブルスといったらこれ。
これを食べなきゃはじまらない!激甘スイーツのクナーファ。
ナブルスを思い出すと、クナーファが食べたくて仕方なくなる。
アラブの国で人気のスイーツで、モッツァレラチーズが入ってる。
すっごい甘いんだけど、癖になる味で・・・
旅中、ヨルダンでもイスラエルでもパレスチナでも、
一日一回必ずクナーファ食べてたけど、味はナブルスのがナンバーワン!



旧市街の、行列ができるクナーファの店。



こっちは新市街の大きなスイーツ店。





お店によってちょっとずつ味も違うから、
いろんなお店で食べてみてお気に入りを見つけるのも楽しい。







ナブルスでは、バザールを歩いていると、
「アハランワサハラン(アラビア語で:ようこそ)」
「ウエルカムトゥーパレスティナ!」
そうあちこちから声をかけてくれる、
フレンドリーでハートフルな人たちたくさん。



この右のおじちゃんは日本語喋れる!いい笑顔◎



渋くて素敵な雰囲気のおじさま発見!
おそるおそる話しかけると、優しい方でした。



イケメン・・・頭に巻いてる白と黒のカフィーヤがかっこいい。
ヨルダン人は赤で、パレスチナ人は白みたい。
アラファト議長も白色のカフィーヤ被ってましたね。



こちらのおじさまもお店もカッコ良い。
すごいハイテンションで豪快に笑う素敵な方だった。
紅茶いただきました。




ナブルス、パレスチナの中でも一番お気に入りの街になりました。

以上、写真で振り返るナブルスの旅でした。




***


■ヘブロンからナブルスへ
①ヘブロンのservis(乗り合いのミニバス)乗り場よりラマッラー行きのservisに乗車。
28シェケル。所要時間約2時間。
②到着したservis発着所からナブルス行きのに乗り換え。
17シェケル。所要時間約1時間。

■ナブルスおすすめの宿
Soufan Guest House 女子ドミあり 55シェケル 
バックパッカー向け宿としてイチ推し。
今回の旅で一番お気に入りの宿。
旧市街の中にあり、建物は趣があって雰囲気good◎
wifi高速、キッチン自由、タオルのアメニティ付き、
そして何より細かいところまで掃除が行き届いていて清潔◎
宿主のSoufanは誠実で真面目でナイスガイ!
Booking.comで予約できる。また泊まりたい宿。






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