パキスタンの一大観光地であるフンザよりさらに北にある、ゴジャール地方(上部フンザ)。
この地域周辺の紹介や見どころ、観光地へのアクセス、現地旅行会社などをご紹介します。
ゴジャール地方について
パキスタン国内・外から多くの観光客が訪れるフンザよりさらに北にある地域。上部フンザとも呼ばれ、ワヒ語を話すワヒ族が多く暮らすエリア。
観光地化されているフンザとは違い、素朴な人々の暮らしに触れることができる。。
ゴジャール地方のおすすめスポット
◆パスー村
アーリアバードから北にバスで1時間半ほどの場所にあるワヒ族の村。
フンザより牧歌的な雰囲気で、のんびりと過ごすことができる。
峻険な山の景色を四方に見ることができ、自然の中に溶け込む村人の暮らしを垣間見れる。
・パスー氷河
パスー村から歩いてすぐの場所に入り口がある。
入り口には宿やレストランもあり。
・ユンズバレートレッキング
バトゥラ氷河〜ユンズバレー〜パスー氷河を巡るトレッキングが日帰りで可能。
所要時間は人によるが6〜8時間ほど。
一人で行くのはよっぽど慣れていない限り危険なので、ガイドを手配する。
ガイドの手配は、宿のスタッフに聞けば可能。
私の場合、ガイド料金はRs1500だった。
・展望台
パスーインの裏の崖を登ったところに、パスーの人々のお墓がある。
そこからの景色はとても美しく、パスー村全体を見渡せる。
・パスーの吊り橋
山肌に大きく書かれた“welcome to pass"のサインよりも手前(南側)にある吊り橋。
この橋を渡って対岸へと行くことも出来る。
板の間隔が広いのでものすごいスリルを味わえる。
◆ホパル
・ホパル氷河
カリマバードから川を挟んで対岸にあるのがナガール村。
ナガールの谷の最奥部にはホパルという村がある。
ホパル村から1時間ほど歩くと、氷河のすぐ近くまで行くことができる。
◆ススト
パキスタン北部最北の街。中国国境がある。
◆チュプルソン谷
パキスタン最北・最奥部に位置するワヒ族の谷。
スストから中国側とは逆方向、西の谷間を進んで行った先にある。
何にもないけれど、牧歌的で素朴な村人の暮らしに触れることができる。
許可証について
チュプルソン谷に入るには許可証が必要で、チュプルソン入り口のポリスチェックポストでチェックされる。その際に合わせてパスポートをホールドされるか、パスポートとビザページのコピーを渡すことになる。
許可証は、アーリアバードのACオフィスで当日取得可。(場合によっては数日かかることも)
合わせてシムシャール谷の許可証も申請できる。
※チュプルソンのパーミッションは「特に求められなかった」と言う旅行者も中にはいましたが、自分の場合は必要だったので、取得しておいた方が安心だと思います。
・ズートホン
チュプルソン谷最奥の村。
昔からバックパッカーに愛されてきた宿パミールサライがある。
何にもないが、村人の純粋な眼差しや暖かい歓迎に心が洗われる。
この村を拠点として、周囲の山のトレッキングや乗馬体験なども可能。
標高は約3500mと高い場所にあるため、訪れるのは夏がオススメ。
・ババガンディジアラット
イスラム教のスーフィーで奇跡の力を持ったとされる聖者のお墓。
ズートホンから数十キロ進んだ場所にある。
軍の管理地になっているため「外国人は入れない」という話も聞いたが
私は2018年4月に訪問時、パスポートホールド・チュプルソン谷訪問の許可証を見せたところ、中に入れてもらえた。
あたりは草原になっている美しい場所で、夏場はチュプルソンの人々の放牧地となる。
徒歩でも可能だとは思うが日帰りできるかどうかは不明。
バイクや馬などを手配するのがオススメ。
ゴジャール地方の現地旅行会社
◆Pamir Trails
取り扱いエリア#主にアフガニスタン・タジキスタン・パキスタンのワハーンエリア#パキスタン北部
対応言語#英語#ウルドゥー語#ワヒ語(#パシュトゥー語#ダリ語)
🏠公式HP:http://www.pamirtrails.com
◯ADD:Afiat Abad Sost, Hunza Valley, P.O. Box No.636, Gilgit Baltistan - Pakistan
◯TEL:+92-311-0669919
◯E-mail:pamirtrails@gmail.com
パキスタン最北部・最奥の地、ワ比チュプルソン谷で宿も経営しているアラムジャーン・ダリオ氏のツアー会社。
アフガニスタンやタジキスタンにもなんども足を運んできた経験豊富なガイド。
日本のテレビロケの手配に参加したこともある。
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