2018-06-07

パキスタンの宿ガイド【北部エリア】


以前の旅でもパキスタン宿のまとめ記事を書きましたが
宿情報が増えてきたので、エリアごとに分けて改めて記して行きたいと思います。





パキスタン全体に言えることですが、特に小さな村や奥地に行けば行くほど電力供給が安定しておらず、停電がとても多いです。中級ホテル以上に泊まらない限り、北部地域では停電が頻繁に起きることを覚悟していなければなりません。
それでも最近は、電力供給が改善してきたり、安宿でも発電機を備えている場所が増えたりと、夜間でもほとんどの時間は快適に過ごせるようになりました。


ギルギット

 
パキスタン北部一の大きな街。
北部エリア観光の拠点になる街なだけあって、ホテルやゲストハウスも多い。
安宿は街の中心部に集まっており、宿探しには困らないだろう。
 
 
 
 
 
マディナゲストハウス Madina Guest House
 
 

 
ギルギットの街の中心部、マディナマーケットのすぐ近くにある。
マディナホテルは2ヶ所あり、こちらは経済的な方。
スタッフが親切でフレンドリー。
オーナーは大の日本好きで、2年間イスラマバードの大学で日本語を勉強していたほど。
マディナゲストハウスはここ数年いい噂が流れていなかったようだけど
実際行ってみると部屋もバスルームも掃除が行き届いていて清潔だった。
共有スペースも居心地がよく、外国人バックパッカーにも人気な様子。
日本語の書籍も置いてある。
■住所:NLI Chowk
■電話:05811-452457、0344-0119006(携帯)
■wifi:可(レセプション周辺)
■ホットウォーター:なし
■料金:シングルRs500〜、ツインRs1000〜
      (ウエルカムドリンク付。食事別。レストラン併設)
 
 

 
 
ラマザンホテル&レストラン Ramzan Hotel&Restaurant
 

 
ギルギットの街の中心部にある安宿。
2階より上が客室で、1階はレストランになっている。
部屋は可もなく不可もなくといった感じ。
お金をなるべく節約したい人というにはおすすめ。
■住所:Airport Rd
■wifi:可(レセプション近く)
■ホットシャワー:なし
■料金:シングルRs500〜
 
 

 
 
リヴェリアホテルRiveria Hotel 
 


 
チナール・バーグの東、リバー・ビュー通り沿いにある中級ホテル。
街の中心部からは少し離れているが、車通りも少なく静かに過ごせる居心地の良いホテル。
部屋はテレビ付き。寒い時はホットヒーターも貸してくれる。
値段は高めだが、快適に滞在を楽しみたい人にはおすすめ。
 
■住所:River View Rd, Chinas Bath
■wifi:可
■ホットシャワー:温水は朝方なら使える
■料金:Rs2500〜
     (朝食込み。レストラン併設)
 
 
 

カリマバード

 
フンザの中心となるのがここ、カリマバード。
安宿から高級ホテルまで、あちこちに宿泊施設がある。
ハイシーズンとオフシーズンでは、宿泊料金が変わることもあるので注意。
また、長期滞在の場合、安くしてもらえたりするので交渉してみる価値あり。
 
 
 
オールドフンザインOld Hunza Inn
 


 
昔からバックパッカーに人気の宿。
カリマバードの安宿の中では最も設備が整っていて過ごしやすい。
レセプションは共有スベースになっていて、ゲスト同士の情報交換や交流の場。
英語や日本語の書籍もたくさん置いてある。
外にはベンチなど安らぎスペースがあって居心地も良い。
洗濯物を干す場所もあったりと、バックパッカーには有難い。
スタッフはフレンドリーでほとんど皆英語が話せ、日本語が堪能なスタッフもいる。
2017年夏には新館が完成!こちらは中級ホテルのような感じでややお高め。
各種ツアーやトレッキングの手配・ガイドも可能。
 
■住所:Zero point
■電話:+92 312 9755467
■メール:oldhunzainn1981@gmail.com
■Web:https://www.facebook.com/OldHunzaInn/
■wifi:可(使えない時間も多い)
■ホットシャワー:基本的に24時間可(タンクのお湯がなくなると水になるが)
■料金:シングルRs800程度〜
    (ウエルカムドリンク付。食事別。レストラン併設)
 
 
その他の安宿 実際に泊まってはいないがおすすめの宿
 
■オールドフンザインのお隣にあるバイダーインも、昔からバックパッカーに愛されてきた有名な安宿。
2017年夏からはwifiも利用可。
バックパッカーからさらに人気が出そう!
■美味しい料理で話題のカリマバードインは、場所を移動。
ジャパンチョークよりもさらに奥の方にある。
 
 
 

パスー

パスーにはホテルやゲストハウスが数件ある。
シーズンオフには休業に入ってしまうところもあるので注意したい。
昔からバックパッカーに有名なのは、パスーインと、パスーピークインの2ヶ所。
 
 
パスーピークインPassu Peak Inn
 
 
 
村の中心部、パスーインの周辺からは1km北に歩いて行った場所にある。
周りには店も何もないが、パスー村の象徴となる峻険で美しい山・トポップダンが間近に拝める。
私が訪問した2018年は4月4日時点でまだオープンしていなかったが、
オーナーがちょうど改装作業をして、特別に改装が終わっていたドミに泊めてくれた。
オーナーはとっても気のいいおじいちゃん!
こちらに話すスキを与えないほどのマシンガントークだが。
宿泊したお客さんたち皆から愛されているのが伝わってきた(ゲストブックの書き込みから)。
敷地内には果樹園があり、ヤギやウシも飼育している。
車もほとんど通らないし人もほとんどいないので、静かにのんびり過ごせてよかった。
お願いすればトレッキングの手配もしてくれる。
 
■住所:Passu village, Gojal
■電話:03555650897
■メール:passupeakinn@hotmail.com
■Web:http://www.facebook.com/passupeakinn
■wifi:なし
■ホットシャワー:可(私がいた時は調子が悪くて使えなかったが、電気コイルを用意してくれた)
■料金:ドミトリーRs600程度〜
    (ウエルカムドリンク付。食事別。朝・昼・夕食全部合わせて一日Rs200程で用意してくれた)
 
 

ススト

 
パキスタン北部最北の街。
中国への玄関口となる街のため、ホテルや安宿も数多くある。
 
Al-Mehmood Hotel&Restaurant
 

 
ナトコオフィスのすぐ近くにある安宿。
屋上があって、スストの街を見渡せる。
 
■wifi:なし
■ホットシャワー:ホットウォーターはある(水汲み式)。
■料金:Rs700〜
    (食事別。レストラン併設。)
 
 

チュプルソン谷

 
パキスタン最北・最奥に位置するワヒ族の谷。
チュプルソンには12の村があるが、宿がある村は限られている。
ただ、この谷の人々は非常に親切で村を歩いていると一日に何度も家に招待されるような場所なので
民泊も可能だと思う。
 
 
パミールサライPamir Serai
 
チュプルソン谷最奥の村・ズートホンにある宿。
古くからある有名宿で、多くのバックパッカーに愛されてきた様子。
古いが日本語の書籍やロンリープラネットなどガイドブックも豊富。
オーナーはこのあたりでは有名なトレッキングガイド&ミュージシャン。
経験豊富なガイドで、タジキスタンやアフガニスタンにも詳しい。
この人に会って話を聞くだけでも、この宿に泊まる価値はあると思う。
朝と夜のご飯は家族と一緒に食べたり、ホームステイ感覚で泊まれる。
 
■住所:Zudkhun
■電話:03555105186
■メール:pamirtrails@gmail.com
■wifi:なし。
■ホットシャワー:ホットウォーターは頼めば使わせてもらえる。
■料金:Rs500(食事別。朝食Rs150、昼食Rs250、夕食Rs250)
 

 
 
 
 
 
 

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