2018-01-03

かわいいウズベキスタン【ブハラ】


サマルカンドを後にして、次に訪れたのはブハラ。

ブハラは中央アジアのみならず、イスラム世界全体の文化的中心地としても栄えた町。
古くから、シルクロードの交易地として、商人や職人が行き交った活気のある街だ。
ブハラの旧市街は、遺跡も多く残り、見所が多い。
多くの観光客で賑わっている。




そんなブハラの旧市街散策の中心となる、ラビハウズ。
古くから商人たちの社交の場だったのだろう。





ブハラの町歩きは楽しい。
サマルカンドよりも断然好き。
何がって、可愛いものが溢れていること。
絨毯、陶器、スザニ刺繍、アトラス織り、
洗練されたデザインの数々。













ここは、「タキ」と呼ばれる、大通りの交差点を丸屋根で覆ったバザール。
今は、お土産物やさんとなり観光客が集まる。






ウズベキスタンと言えば、
アトラスとスザニ。
この写真、左側にずらっと並んでいるのがアトラス。
矢絣模様に織られた布で、中央アジア全域で見られるけれど
ウズベキスタンのアトラスが中でも有名らしい。


そして右側の壁一面に展示されているのは、刺繍が施された布、スザニ。
女の子が生まれると母親が縫い始め、嫁入り道具に持たせるという。





スザニは地域によってデザインが異なるらしく
「これはサマルカンドデザイン」「これはブハラデザイン」
などと商人が教えてくれる。
私はブハラデザインの、植物などをモチーフにした
流れるような女性らしい、繊細な刺繍がとても好きだった。
スザニは、ベッドカバーやバッグ、クッションや壁掛けとして売られていたりする。
本当に短期旅行であれば何枚も買って帰りたいところなのだけど
旅は続くので我慢。
(それでも、ウズベキスタン滞在中は結局、随分とお土産を買ってしまった。)







ウズベキスタンは、女子だったら誰もがワクワクしてしまうような
可愛いものがたっぷり詰まった場所だと思うのだけど
そんなウズベキスタンの可愛いものが一堂に会した場所がブハラじゃないかなと思う。







ブハラの旧市街には、見所がぎゅっと詰まっている。
歩いてすぐの距離に収まってくれているので回りやすい。
ブハラにいたのはたった1日だったけど、それでも十分に満喫できた。







最後に、宿から歩いてすぐの場所。
人気のない静かな路地裏にひょっこりと現れた
4本のミナレット。
沈む夕日に照らされ黄金色に輝いたミナレットを
ひたすらに眺めていた。







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