2017-09-16

ウイグル族の街、カシュガル【新疆ウイグル自治区】

今日は早速、カシュガルの町を散策。

◆カシュガルについて

カシュガルは、新疆ウイグル自治区の西側に位置する都市。
中国にありながら、人口の80%はイスラム教徒のウイグル族が占める
ウイグル人たちの土地。


引用:旅行の友、Zen Tech






中央アジアと中国とを結ぶシルクロード貿易で栄え、
多くの民族、文化が行き交ってきた歴史ある場所でもある。







ずっとずっと憧れていた、シルクロードの旅。
いよいよ始まるんだ…期待で胸を膨らませる。



◆カシュガルの国際バザールへ

まず訪れたのは、カシュガル一の大きさを誇るバザール!




中はものすごい広さ。そして、買い物をするたくさんのウイグル人。



さすがに、古くからの貿易の町。品揃えが豊富。
品物によってセクション分けされているので、欲しいものを探すには便利。







ここは、ドライフルーツエリア。
パキスタンでもそうだったけど、中央アジア周辺では
ドライフルーツがあちこちで安く手に入るみたい。
日本ではドライフルーツやナッツ系は高くて頻繁に買えないので
ここはドライフルーツ好きにはたまらない地域❤︎
ドライアプリコットがお気に入りで、まとめ買いして食べたりしている。



こちらは、服や布のエリア。




カラフルで斬新なデザインの布の数々。
こちらも、布好きにはたまらない❤︎





波打つような矢絣模様の“アトラス”という生地がたくさん。
アトラスって、ウズベキスタンの文化だと勝手に思っていたので
ウイグル地区にもあるのは意外だった。
アトラスはここカシュガルでも人々の生活に馴染んでいるようで
町を歩いていると、色鮮やかなアトラス生地を使った衣装の人をよく見かける。



アトラスの衣装とバンダナが、ウイグル女性のスタイル。
街ゆく女性たちを衣装を見て
「あぁ、この人の衣装素敵だなぁ…」
なんて考えながら町歩きをするのがとても楽しい。


カシュガルの街には他にもこんな可愛いお店があったり



パキスタン、アフガンスタイルのエキゾチックなお店も。






◆夜はナイトマーケットへ


ナイトマーケットって
日用品や衣料品のマーケットかと思っていたのだけど
そうではなくて、夜だけ開かれる食べ物屋台街のようだった。

日没後からは、地元ウイグル人や多くの観光客で賑わってくる。
日本でいうところのおでん屋さん、モモ屋さん、
水餃子屋さん、ラグメン屋さん、スイーツ屋さん、
ケバブ屋さんもあったかな。

中国語もウイグル語もわからないし英語は通じないので
周りの人の注文の仕方を観察してから、身振り手振りで注文する。
ウイグル語、なんだか威圧感あるな…
トルコの言葉と似ているらしいのだけど、
私にはちょっと怒っている感じに聞こえました。笑





お気に入りだったのは、この冷やし中華みたいな麺料理。
店によってちょっとずつ違うけど、好きな材料をトッピングしてもらえる。
これが、一杯5元(≒82円)。小腹を満たすのに丁度良いサイズ。





ここのドライフルーツとナッツのスイート春巻きも美味しかった!
いろんな屋台でいろんなものを少しずつつまみ食いしても、
夕食が10元(≒165円)ほどで済んでしまうというお手頃さ。
カシュガル滞在中、夜はナイトマーケットにお世話になりました。



***



どこの国でも、どんな場所へ行っても
ただひたすらバザールや屋台を歩きまわるのが好き。
そこは、その地域に暮らす人たちの生活を垣間見れる
特別な空間だと思うから。


ウイグル人の日常をちょこっとだけ覗くことができて
嬉しい一日だった。




Y.
2017.08.31
Kashgar Xinjiang CHINA

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