2017-09-30

【中国→キルギス】長い長い陸路国境越え。



※2017年9月

いよいよ、国境越えの日。
思いがけず1週間滞在することになった中国のカシュガルを後にし
今日はキルギスのオシュを目指したい。
国境越えメンバーは
同じ宿に泊まっていたイギリス人、ドイツ人カップル、
アメリカ人、スウェーデン人のツーリストと、総勢6名!





【カシュガルオールドタウンからバスステーションへ】


■所用:約10分
朝9時前に宿を出発。
宿の近くでタクシーを拾い(一台10元)
カシュガルバスステーションへ。


※カシュガルからオシュへ直接行く国際バスは
2017年9月現在はもう運行されていないとのこと。
※複雑で非常に疲れると噂のこの国境越えの前に
3月にフンザで会ったズーさんが、自身の体験を踏まえて
タイムスケジュールを細かく書いて送ってくれていたので
とても助かりました!
ズーさんありがとうございます!



【カシュガルバスターミナルからウチャへ】


■所用:約2時間
カシュガルバスターミナルでウチャ行きのチケットを購入(28元)※9:00スタート
乗り合いバスに乗り込むと、なんと同じくキルギスを目指す日本人が!
総勢7名でキルギスを目指すことになりました。
9時半頃出発。



【ウチャから第一のイミグレへ】


■所用:数分
11時半頃ウチャに到着。
そのままドライバーにお願いして、第一のイミグレ、
そして第二のイミグレまで向かってもらうことに。
(値段はうろ覚えです・・・!)
第一のイミグレでは休憩時間なのかよくわからなかったが待ち時間一時間ほど。
その間に、余った中国元をキルギスソムに変えてもらった。
両替商は、イミグレ入り口の前に並んでいる商店の中にあった。
この一つ目のイミグレで出国スタンプを押してもらう。



【第一のイミグレから第二のイミグレへ】


■所用:1時間強
12時半過ぎに第一のイミグレを出発。
そして第二のイミグレに到着した時は、休憩時間に当たる。
この休憩時間は
夏時間:13:00〜16:30
冬時間:13:00〜16:00
となるようです。
多分ですが、朝一でカシュガルバスターミナルを出発したとしても
この第二の国境での休憩時間を真逃れるのは難しい気がします。
レストランは一件あるようだけどこの日はしまっていたので
隣の商店でみんなそれぞれカップラーメンやスナックを買ったり
自分でカシュガルから持参してきたものを食べたりして過ごしていました。
16:30過ぎようやく休憩時間が終わる。
第二のイミグレは顔認識など。
それからなぜだかわからないけどしばらくバスの中で待たされ
結局イミグレを抜けれたのは17:30頃だった。



【キルギス側のイミグレへ】


■所用:10分
中国側のイミグレをクリアしたら
キルギス側の国境まで10kmほど。
その場所で控えていたミニバスで一人20元。
キルギスのイミグレは、すんなりと抜けることができた。



【ようやく、キルギスに入国!】


この時点で中国時間19時近く。
キルギス時間では17時近かった。
感動に浸る間もなく、待ち受けているのはタクシー運ちゃんたち。
ここ国境からオシュへ行ってくれるタクシーを探さねばならない。
ここから先に向かうにはタクシーしか手段がないため
運ちゃんたちは足元みてふっかけて来ます。
一緒に国境越えをしたメンバーのうち3人はオシュの手前のサリタシュへ。
そして私と日本人のゆうじさんとアメリカ人の3人はオシュへと向かいたい。
もう一人は、ビザ更新のためだけに一瞬キルギスに来ただけなので
この後すぐに中国へと引き返す。
オシュ行きのタクシーは、初め言い値が一台8000ソム!
うん、噂通り。
そこから交渉して6000ソムまでは下がったのだけど
もうこれが最終価格!これ以上は下げれない!とドライバーたち。
事前に調べていた情報でもそのくらいだったので、6000ソムで合意。
4人いれば一人1500ソムで済んだのだけれど
私たちは3人なので一人2000ソムでオシュへ行ってもらうことになった。



【キルギス国境からオシュへ】


■所用:4、5時間
オシュに到着したのはキルギス時間で22時くらい。
宿は予約していなかったけれど、なんとかチェックインできたのでよかった。
朝、カシュガルの宿を出発してから約16時間の移動。
とっても疲れました。。。
ゆうじさんと、スタッフに聞いた近くのおすすめレストランに行き
中央アジア初のラグメンを食べました。
翌日、またビシュケクへの長時間移動が待ち構えているため
早めに眠りについたのでした。




**おまけ**


カシュガルを出てからキルギスのオシュまで
なかなかに素晴らしい景色を堪能することができました。


カシュガル→国境間




国境→オシュ間




なかなか大変で疲れる国境越えですが
飛行機で飛ばず、陸路で移動したからこそ
素晴らしい景色を見ることができたので、
結果的に良かったと思っています。



**オシュの宿情報**




オシュゲストハウス 居心地の良さ★★★★☆

2017年9月6日 1泊
■料金:女子ドミ350ソム(or6ドル)
■場所:Masalieva Street 8-48
■食事:朝食70ソム(or1ドル)
■設備:全て共用でシャワー&トイレ、キッチン、冷蔵庫、扇風機、ランドリー(有料)
■ネット:無線LAN
Booking.comにて予約可能。
++memo++
外国人ツーリストに人気の安宿。
安いけど綺麗でスタッフの感じもよく、居心地が良い。
タジキスタンなどキルギス周辺への
シェアメイトなどを探すにはかなり便利な宿。
Wifiも比較的快適に使うことができた。
シェアタクシーなどツアーの手配もしてくれる。

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