2017-04-16

日本一のあんずの里【長野・千曲市】

“地球に残された最後の桃源郷”
と言われるパキスタン・フンザ。
桃源郷であんずの花を見てきた後は、
今度は日本一のあんずの里へ。


故郷。千曲市の森地区。
今年は4月2日から4月16日まで
あんずまつりが開催されています。
上平展望台に登れば
一目十万本といわれている日本一のあんずの里が見渡せる。





4/13  晴れ
何年ぶりだろう…
この日、杏の花が満開となった森地区へ行ってきた。
長年、森地区の農協で働いていた父に、
オススメスポットを事前に幾つか教えてもらっていたので
そこを目指してバイクでぶらり。ひとり杏巡り。







うーん素晴らしい…。
これは桃源郷フンザにも劣らない素晴らしさ。
もちろん、標高6000〜7000m級の山々に囲まれた
フンザでの景観は他にはない美しさがあるのだけど…。





お寺×杏、お地蔵さん×杏
こんなコラボが見れるのは日本ならでは、です。


紅白あんず。



上のほうは、まだ5分咲きくらい。
ここは街全体が見下ろせる絶景ポイント。


あんずまつり期間中、バズーカカメラを抱えた
いかにもカメラが上手そうなおじさま方があちこちにいらっしゃるので
一人で行っても、こうやって写真撮影してもらうのに困ることはありません。



個人的には
こういう民家の路地裏っぽいところが好き。




藁葺き屋根の民家。
こういう昔ながらの家はもうほとんど残っていない。
もしも、もっとこんな家や路地裏がたくさん残されていたなら
この街の美しさも、あんずの花の綺麗さも
もっともっと際立っただろうなあ…
今残されているこの景観は、守られて行ってほしい。





千曲市って
海もないし、山もイマイチだし、田舎だし、
冴えない地元…と思っていたのだけど(ごめんなさい)
我がふるさとにはこんな唯一無二の魅力があったなんて…
その魅力に今になってやっと気づいた。
パキスタンに行ってから地元の魅力に気づくってなんか不思議。

あんずの収穫時期は6月下旬〜7月上旬くらい。
青々と茂った葉と、オレンジに色づいた杏の実の成る季節も楽しみだ。


P.S.
地元で撮った杏の写真の画像をフンザの友達に送ったら
"very nice!" "beautiful!" "so cute!"
と、とっても喜んでもらえた。

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