2021-04-08

バーミヤン遺跡を見つめる【アフガニスタン】

 


イスラームが伝わる前のこの地では仏教が栄えており 

玄奘三蔵も「大唐西遊記」で バーミヤンを訪れた時の様子を伝えています。 

5〜6世紀に造られたとされる バーミヤン遺跡群には 

2体の大仏が立っていましたが 

2001年、タリバンによって破壊されてしまいました。 

現在はその跡だけが残されている状態です。 


バーミヤンの地に生きる人々は 現在ではイスラームを信仰していますが 

それでも何世紀もの間 この地に存在し続けた大仏を とても大切に思っていたようです。


 「多くの人が仏像の再建を願っている」 

と現地の人が話してくれました。

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