イスラームが伝わる前のこの地では仏教が栄えており
玄奘三蔵も「大唐西遊記」で バーミヤンを訪れた時の様子を伝えています。
5〜6世紀に造られたとされる バーミヤン遺跡群には
2体の大仏が立っていましたが
2001年、タリバンによって破壊されてしまいました。
現在はその跡だけが残されている状態です。
バーミヤンの地に生きる人々は 現在ではイスラームを信仰していますが
それでも何世紀もの間 この地に存在し続けた大仏を とても大切に思っていたようです。
「多くの人が仏像の再建を願っている」
と現地の人が話してくれました。
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