人が祈る姿がこんなにも美しいことを
彼らに出会うまで知りもしなかった
神さまを前にして立ち
自分じしんをすっかり消し去り、心を預ける
その後ろ姿にただただうっとりする神さまを信じるとは、神さまにすっかり服することです。
神さまにすっかり服すとは、ほかのいっさいのものからはなれることです。
人は頼りになりません。じぶんも頼りになりません。
確かなもの、かわらないもの、なくならないものは、なにひとつありません。
神さまを信じるとは、まずそのことに気づいて、
神さまいがいのものに頼る気持ちをすっかりすてることです。
確かな信仰とは、心の静けさです。
人からはなれ、じぶんからはなれ、心を神さまにすっかりあずけた人は、
ちょうど風のない池のように静かで、池の周りでどんなことが起こっても、
そこに波が立つことはありません。
神さまいがいのどんなものもその静けさを乱すことはないのです。
やさしい神さまのお話
マハバットハーンモスク。アスルの礼拝。 |
世界には
当たり前に生きる77億の人間がいて
77億の暮らしがあり
77億の平和 77億の正義
77億の戦争と悪
そして77億の、祈りがある。
でも すべての命はオーケストラの演奏者たち。
そこにはすでに書かれた楽譜があり
それぞれが自分の楽器で演奏し
それぞれが自分の楽器で演奏し
みんなでひとつの曲を創り上げている
77億分の音色は、深みがあっていい。
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