この日はフンザ最終日だからと、めずらしく早起きをした。
いつものように部屋の外に出て、お天気チェック。
雲ひとつない快晴だった。
この天色の空を、ずっとずっと待っていた。
フンザに滞在していた1ヶ月間で一番の、ぽかぽか日和。
最後の最後に魅せてくれた、
“祝福の谷 フンザ”
久しぶりに顔を出してくれた太陽の光、
頬にやさしくあたる風が気持ち良い。
どこへ行くでも、何をするでもなく。
宿の近くを散歩して、景色を眺めて。
たまにすれ違うひとと話をしたり。
そうやって、いつもどおり穏やかに過ごした。
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村の下の方は、あんずのピンクがいっぱいになって来ていた。
緑も増えて、空の青と山の茶色、白い雪に。
フンザの色とりどりの春。とても綺麗。
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夕方は、お世話になった人にあいさつにまわった。
そして夜は宿で、フンザの伝統音楽・ダンスパーティーを楽しんだ。
穏やかで、幸せな1日だった。
Y.
2017.3.27
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